1年生
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日本 の 学校 には、 子 どもが 大 きくなって6 才 になると、 小 学校 と 中 学校 の9 年 間 の 義務教育 が 始 ります。その 後 、 高校 や 大学 などがあります。このページは 日本 の 学校制度 の 特徴 を 説明 します。
子 どもは、6 才 から 義務教育 が 始 まります
日本 では 子 どもが6 才 になると、 義務教育 が 始 まります。 小 学校 6 年 と 中 学校 3 年 の9 年 間 は、 子 こどもは 必 ず 学校 に 通 わなければいけません。これを、 義務教育 と 言 います。 小 学校 に 入 る6 才 の 前 までの 子 どもは、お 父 さんとお 母 さんの 仕事 や 生活 に 合 わせて、 保育園 や 幼稚園 に 行 くことが 多 いです。 高校 や 大学 や 専門 学校 は、 義務教育 ではありません。でも、ほとんどの 人 は 中 学校 を 卒業 すると 高校 に 進学 します(2020 年 の 文部科学省 の 調査 で98%)。 入 りたい 学校 に 入学 するには 試験 に 合格 しなければなりません。
公立 の 小 学校 中 学校 は、 子 どものみんなが 入 いれます
日本 の 義務教育 では、6 才 ( 満 6 才 / 生 まれて6 年 )になると、 公立 学校 に 子 どもみんなが 入 いれます。6 才 になる 前 の 年 の8 月 に、 住民登録 している 町 から 手紙 ( 就学案内 )が 家 に 郵便 で 届 きます。 忘 れずに 入学 する 返事 をすれば 入学 できます。 手紙 に 書 いてある、 小 学校 の 説明 会 や 健康診断 には 必 ず 行 きましょう。
公立 の 小 学校 中 学校 の、 授業料 は 無料 です
義務教育 期 間 中 の、 公立 の 小 学校 中 学校 は、 授業 を 受 けるお 金 と 教科書 のお 金 は 無料 です。 給食 や 教材 のお 金 などは 払 います。
私立 学校 は 入学 試験 があります。お 金 がかかります
私立 学校 は 入学 試験 に 合格 すると 入 いれます。スポーツや 文化芸術 で 有名 な 学校 や、 進学 に 強 い 学校 などもあります。 授業料 などのお 金 が 多 くかかります。 国立 学校 は 国立 大学 がつくった 学校 です。 入学 試験 に 合 格すると 入 いれます。 私立 学校 も 国立 学校 も、 家 の近くの 公立 学校 に 通 うより、 通学 の 時 間 もお 金 も 多 くかかります。
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電車 や バス 、 飛行機 などの 乗り物 の 料金 は 「おとな」と 「こども」で 違 います。 「こども」 料金 で 乗り物 に 乗 る ことが できるのは 何歳 まで でしょう?
「こども」 料金 は 何歳 まで?
電車 や バス 飛行機 などの 乗り物 は、 年齢 に よって 料金 が 違 います。 乗り物 には たくさんの 種類 が あります。 ここでは、 電車 、 バス 、 飛行機 の 料金 の 説明 を します。 電車 や バス の 料金 は、 「おとな」 「こども」 「 幼児 」 「 乳児 」で 分 かれています。
「おとな」は 12 歳 より 上 の 年 です。 でも、 小学生 は 12 歳 でも 「こども」です。 3 月 に 卒業式 を 終 えても 3 月 31 日 までは 「こども」です。 4 月 1日 から 「おとな」の 料金 を 払 います。 同 じように、 「こども」は 6 歳 から 12 歳 までの 年 です。 6 歳 でも 小学校 に 入学 する 前 は、 「 幼児 」です。 「おとな」は 中学生 より 上 の 年 の 人 。 「こども」は 小学生 。 「 幼児 」は 1 歳 より 上 の 年 で、 小学校 に 入学 を する 前 まで。 「 乳児 」は 1 歳 より 下 の 年 の 人 です。
料金 は 乗り物 を 利用 する 人数 に よって 違 います
注意 が 必要 な、 電車 や バス の 料金 は 下 に 書 いて ある 通 りです。
◯「 幼児 (1 歳 より 年 が 上 の 人 。 小学校 に 入学 する 前 まで)」が 一 人 で 電車 や バス に 乗 る とき
一人分 の 「こども」 料金 が かかります。
◯「おとな」が 子 どもを 3 人 連 れて 乗 る とき
お 父 さんや お 母 さん などが 子 ども 3 人 を 連 れて 電車 か バス に 乗 る ときは、 3 人目 から、 一人分 の 「こども」 料金 が かかります。
ただし、 子 どもが 1 歳 より 小 さい ときは 無料 です。 1 歳 より 小 さい 子 どもは 3 人 いても 料金 は 必要 ありません。
その 他 の 乗り物 の 料金
◯ 新幹線 や 特急列車
新幹線 や 特急列車 は、 お 父 さんや お 母 さん などが 子 どもを 膝 の 上 に 乗 せていて、 席 を 使 わない ときは、 「 幼児 」や 「 乳児 」は 無料 で 乗 ることが できます。 ただし、 「 幼児 」や 「 乳児 」でも、 席 を 使 う ときは、 「こども」 料金 が 必要 です。 「大 人 」一 人 と 一緒 に 乗 る 3 人目 の 「 幼児 」には、 料金 が 必要 です。 「 幼児 」が 一 人 で 乗 る ときも 「こども」 料金 の 乗車券 、 特急券 、 指定券 が 必要 になります。
◯ 飛行機
飛行機 では、 3 歳 から 「こども」 料金 が 必要 に なります。 生まれて 8 日 目から2 歳 までは 大 人 が 「 幼児 」や 「 乳児 」一 人 を 膝 に 乗 せて 乗 る ときは、 子 どもの 料金 は 無料 です。 ただし 大 人 一 人 が 二 人 目の 子 どもを 連 れて いる ときは 「こども」 料金 が 必要 です。
乗り物 に よって 「おとな」と 「こども」の 料金 が 違 います。 料金 がわかり づらい ときは、 それぞれの 会社 の ホームページ を 見 たり、 窓口 に 問い合 わせて みましょう。
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小学校 に 入 ると、 子 どもたちは 一人 で 学校 へ 歩 いて 行 ったり、 習い事 へ 行 きます。 でも、 一人 で 道 を 歩 いて いる 子 どもが、 犯罪 に 巻き込 まれて しまう ことも あります。 子 どもを 守 る ために、 子 どもが、 自分 で 犯罪 に 巻き込 まれない ように する ことも 大切 です。
子 どもを 守 る 合言葉 「いかのおすし」
「いかのおすし」は、 東京都 の 教育庁 と 警視庁 が 考 えた、 子 どもを 守 る ための 合言葉 です。
・ 知 らない 人 に ついて 「いか」ない
・ 知 らない 人 の 車 に 「の」らない
・ 助 けてと 「おお」 声 を だす
・ 知 らない 人 に 連 れて 行 かれそうに なったら 「す」ぐ 逃 げる
・ 近 くの 大人 に 何 が あったかを 「し」らせる
小さな 子 ども でも 覚 えやすい 言葉 です。 家 庭 でも 話 を して、 子 どもが 危 ない 目 に あわない ように しましょう。
学校 に 行 く 道 の 確認 や 防犯ブザー の 使い方 を 練習
お 父 さん お 母 さんは、 学校 に 行 く 道 を 子 どもと 一緒 に 歩 いて、 危 ない 場所 が ないか 確認 を してみましょう。 同 じ 道 でも、 夕方 から 夜 に かけて 危 ない 場所 が 増 えます。 時間 を 変 えて 一緒 に 歩いて みましょう。 もしも 危 ない ことが 起 こったら、 どうしたら いいか 子 どもと 一緒 に 考えましょう。 防犯ブザー の 使い方 も 練習 しましょう。
お 父 さん お 母 さんも、 普段 から 近 くに 住 んで いる 子 どもたちに 声 を かけて お 互 いに 顔 が わかる ように しましょう。 住 んでいる 町 の 皆 さんと 一緒 に 子 ども たちの 安全 を 守 りましょう。
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日本 の 小学校 では、 3 月 の 終 わりから、 4 月 の 初 めの 10日 から 2 週間 くらいが 春休 みです。 春休 みの 過 ごし 方 に ついて ご 紹介 します。
学年 の 終 わりは 3 月
日本 の 小学校 の 1 年 は 4 月 から 始 まって 3 月 で 終 わります。 3 月 に 学年 が 終 わると、 次 の 学年 が 始 まる 4 月 までの 間 が 春休 みに なります。 春休 みは、 それまでの 学年 で 習 った ことを もう 一度 勉強 したり、 持ち物 を 整理 して、 次 の 学年 の 準備 を する 期間 です。
教科書 や 学用品 は どうしたら いいの?
前 の 学年 で 使 った 教科書 や 学用品 は、 次 の 学年 が 始 まる までに 整理 をします。 教科書 は 次 の 学年 で 使 う ものも あるので 間違 えて 捨 てない ように しましょう。 それ 以外 の 教科書 は、 春休 みに 捨 てたり、 後 で 見 たい ものは 取 って おきます 。 学用品 は 掃 除 をし、 足 りない ものは 買 って おきます。
サイズ が 変 わって いる ものを 確認 する
上履 きや 体操服 が 小 さく なって いる ことが あるので、 確認 を しましょう。 学年 や クラス が 変 わったら、 持ち物 の 名前 を 付け替え ます。
規則 正 しい 生活 をする
長 い 休 みは 生活 が 乱 れ やすく なります。 4 月 に 入 ると すぐに 新学期 が 始 まるので、 休 みの 間 も できるだけ 規則 正 しい 生活 を 心 がけましょう。
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小学校生活 は、 今 まで 通 って いた 幼稚園 や 保育園 の 生 活 とは 違 います。 今 までの ように 子 どもを 学校 まで 送 ったり、 迎 えに 行 ったり する 必要 は ありません。 子 どもが 小学生 に なると、 お 父 さん、 お 母 さんの 役割 が 変 わります。 子 どもが 学校 に 持 って 行 く 物 の 確認 や、 宿題 の 手伝 いが 必要 です。 学校 が 終 わった 後 の、 子 どもの 過 ごし 方 も 考 える 必要 が あります。 また、 外国 ルーツ の 子 どもたちは 日本語 の 理解 や、 日本 の 習慣 に 慣 れる 必要 も あります。 ここでは、 小学生 に なる 外国 ルーツ の 子 ども たちが 受 けられる 支援 を 紹介 します。
小学校 1 年生 の 学校生活
◯ 授業 の 内容
1 年生 の 授業 は、 基本的 な 勉強 を します。 簡単 な 日本語 の 読み書き や 計算 などを 勉強 します。 体育 や 音楽 などの 授業 も あります。 ほかに、 学習発表会 や 運動会 など、 勉強 した ことを 発表 する 行事 も あります。
◯ 学校生活
小学校 では、 一日 の 中 で 授業 や 休み時間 などの、 時間割 が 決 まって います。 給食 や 掃除 などの 時間 も あります。 小学校 では 子 どもたちが 協力 して 行動 する ことが 多 く あります。 友達 との 関 わり 方 や ルール の 理解 が 必要 です。
◯ 宿題
1 年生 の 宿題 は それほど 多 くは ないようです。 ただし、 国語 の 教科書 を 読 む 音読 や 算数 の 計算 など、 お 父 さん、 お 母 さんの 確認 が 必要 な 宿題 も あります。
小学校 1 年生 の お 父 さん、 お 母 さんの 役割
子 どもが 小学生 に なると、 お 父 さん、 お 母 さんの 生 活 も 変 わります。 子 どもが 学校 に 慣 れる まで 見守 る ことや、 宿題 の 手伝 い、 学校 行事 の 準備 や 参加 などが 必要 です。 また、 小学生 は 学校 が 終 わると 家 に 帰 ります。 帰 って 来 る 時間 は さまざまです。 給食 が ない 日 は 午前中 に 帰 って 来 ます。 お 父 さん、 お 母 さんが 働 いて いる ときは、 学校 が 終 わった 後 の 学童 の 利用 を するか、 しないか、 決 める 必要 が あります。 学童 を 利用 しない ときは、 家 で 子 どもが どのように 過 ごすのか、 家族 で 相談 して おきましょう。
外国 ルーツ の 子 ども たちが 受 けられる 支援
外国 ルーツ の 子 ども たちが、 日本 の 小学校 に 入 る ときは、 言葉 や 文化 の 違 いを 知 る 必要 が あります。 日本語 が 分 からない 子 ども たちは、 授業 の 理解 や 友達 との 関 わりに 苦労 を する ことが あります。 また、 習慣 や 文化 の 違 いに 慣 れる 必要 も あります。 お 父 さん、 お 母 さんは、 日本 の 教育制度 に ついて 知 る 必要 が あります。
子 どもの 学校 の ことで 困 った ときは、 下 に 書 いて ある 支援 を 受 ける ことが できます。
◯ 学校 の 支援
日本 の 国 や 町 が 運営 している 公立 の 小学校 では、 外国 ルーツ の 子 どもや、 子 どもの お 父 さん、 お 母 さんは、 日本語 の 勉強 を 手伝 って もらうことや、 場合 に よっては、 日本語 の 通訳 を して もらう ことが できます。 学校 に スクールカウンセラー が いるので、 子 どもが 学校 で 困 っている ことや、 心配 な ことが あれば、 相談 を する ことが できます。
◯ 地域 の 支援
地域 の 国際交流センター や 地域 の 団体 、 地域 ボランティア が、 外国 ルーツ の 家族 へ 言葉 の 支援 や 文化的 な イベント を 行 なって いる ことも あります。
◯ オンラインコミュニティ
外国 ルーツ の 子 どもや その 家族 に 向 けて、 日本語 の 学習 や 学校 の 生 活 に 役立 つ 情報 や アドバイス を 提供 する ウェブサイト や オンラインコミュニティ も あります。
子 どもの 学校生活 で 心配 な ことが ある 場合 は、 町 の 子育て支援課 や 通 う 予定 の 学校 に 相談 を してみましょう。 必要 な 支援 の 情報 や 支援 先 の 紹介 を 受 ける ことが できます。
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多文化共生 とは、 「 国籍 や 民族 などの 異 なる 人々 が、 互 いの 文化的 ちがいを 認め合 い、 対等 な 関係 を 築 こうと しながら、 地域社会 の 構成員 として 共 に 生 きて いくこと」 ( 総務省 : 多文化共生 の 推進 に 関 する 研究会報告書 より)です。 ここでは、 日本 で 暮 らす 外国 の 人 たちに 対 する さまざまな 支援 を 紹介 します。
東京都 の 国際交流協会
国際交流協会 とは、 地域 に 暮 らす 外国 の 人 と 日本 の 人 が 交流 する ために 設置 されて います。 文化交流 や 生活支援 などが 行 われて います。
一般財団法人 町田市文化・国際交流財団 町田国際交流センター
東京都 の 外国人 支援団体 ・ 国際交流団体
ことことを 運営 する 認定NPO法人キッズドア は、 足立区 で キッズドア国際交流センター ( KICC )を 運営 しています。 キッズドア国際交流センター ( KICC )では、 外国ルーツ の 親子支援 を 中心 に フードパントリー や、 調理交流会 、 学習支援 などを 行 って います。 その 他 にも、 生活支援 や 日本語学習 など、 さまざまな 外国人支援 や 国際交流 を 図 る 東京都 内の 団体 を 紹介 します。
◯ 東京都
Akabane Japanese Language Class
特定非営利活動法人 Asia Commons 亜細亜市民之道
特定非営利活動法人 ASIAN PEOPLE`S FRIENDSHIP SOCIETY
特定非営利活動法人 国際活動市民中心(とくていひえいりかつどうほうじん こくさいかつどうしみんちゅうしん)
特定非営利活動法人 青少年自立援助センターYSCグローバル・スクール
一般財団法人 ラボ国際交流センター /p>
特定非営利活動法人 HATI JAPAN 多文化言語の子ども発達支援
特定非営利活動法人 日本ペルー共生協会 /p>
◯23 区
◯ 足立区
◯ 荒川区
◯ 板橋区
特定非営利活動法人 ASIAN COMMUNITY TAKASHIMADAIRA
◯ 稲城市
◯ 江戸川区
◯ 大田区
特定非営利活動法人 PoE International Exchange
◯ 葛飾区
◯ 北区
Akabane Japanese Language Class
特定非営利活動法人 Asia Commons 亜細亜市民之道
◯ 国立市
KUNIBO(くにたち 地域外国人 のための 防災連絡会 )
◯ 江東区
◯ 小金井市
◯ 国分寺市
◯ 小平市
◯ 品川区
◯ 渋谷区
◯ 新宿区
特定非営利活動法人 国際文化青年交換連盟日本委員会 (NPO 法人 ICYE JAPAN)
◯ 杉並区
◯ 墨田区
◯ 世田谷区
◯ 台東区
◯ 立川市
◯ 中央区
◯ 調布市
◯ 千代田区
◯ 豊島区
特定非営利活動法人 HATI JAPAN 多文化多言語の子ども発達支援
◯ 西東京市
◯ 練馬区
◯ 八王子市
kokohana やさしい 日本語 でつながる 八王子 の 会
◯ 東久留米市
◯ 東村山市
◯ 東大和市
◯ 日野市
◯ 府中市
府中市 多文化共生 センタ ーDIVE( 運営 :NPO 法人エンツリー )
◯ 文京区
◯ 町田市
◯ 三鷹市
◯ 港区
◯ 武蔵野市
◯ 武蔵村山市
◯ 目黒区
◯ 多摩地域
Kokohana やさしい 日本語 でつながる 八王子 の 会
参照元 : 東京多文化共生ポータルサイト
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日本 では さまざまな 団体 で フードパントリー が 行 われて います。 フードパントリー とは、 食品 を 購入 する ことが 難 しい 人 たちに 対 して、 無料 で 食品 を 配 る 取り組み です。 食品 は 企業 や 団体 などからの 寄付 です。 利用 の 対象 と なる 人 は、 子育て世帯 や 母子世帯 などが 中心 です。 食 に 困 った ときに 誰 でも 利用 できます。
フードパントリー とは どういう もの?
フードパントリー は、 食品 を 買 う ことが 難 しい 人 たちに 対 して、 無料 で 食品 を 配 る 仕組 みです。 配 る 食品 は、 企業 や 団体 一般の方 からの 寄付 などに よる ものです。 企業 からは、 品質 には 問題 が ないものの、 消費 を しきれず 捨 てて いた もの などが 寄付 されて います。 フードパントリー には 「 食品 ロス ( 食 べ物を 捨 てる こと)」を 解消 する 役割 も あります。 フードパントリー を 利用 できる 人 は、 フードパントリー を 運営 して いる 団体 の 決 まりに よって 違 います。 多 くの 場合 は、 食品 の 購入 が 難 しい 世帯 の 人 や 子育 て 世帯 などが 対象 に なっています。
フードパントリー の 食品 は どこで 受け取 れるの?
フードパントリー を 行 って いる 団体 に よって、 受け取 り 方 は 違 います。 多 くの 場合 は、 受取拠点 で 手渡 し されて いる ようです。 受け取 れる ものは お 米 や レトルト 食品 、 お 菓子 など 常温 で 保存 できる ものが 中心 です。
フードパントリー は どこに あるの?
フードパントリー は 全国 の いろいろな 場所 で 行 われて います。 インターネット で 「 住 んで いる 町 の 名前 + フードパントリー 」と 検索 を すると、 家 の 近 くの 取り組み を 知 る ことが できます。 フードパントリー の 利用 を 希望 する ときは、 各 団体 の ホームページ から 日時 や 利用 方 法を 確認 して、 連絡 を してみましょう。
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引っ越し で 子 どもが 国 や 町 が 運営 して いる 公立 の 小学校 を 転校 する ときは、 手続 きが 必要 です。 転校 とは 学校 を 変 える ことです。 今 住 んでいる 町 で 転校 を する ときと、 別 の 町 へ 転校 を する ときは、 手続 きが 違 います。 引っ越し を する 直前 に なって 慌 てない ように、 早 めに 準備 を 進 めましょう。
転校(てんこう)を する ときに 必要(ひつよう)な 書類(しょるい)と 手続(てつづ)き
転校 の 手続 きは、 次 に 行 く 学校 が 同 じ 町 に あるか、 別 の 町 へ 行 くかで 違 います。 学校 では 書類 の 準備 などの 手続 きが 必要 です。 引っ越し が 決 まったら 早 めに 学校 に 伝 えて、 手続 きを しましょう。
◯ 今 住 んでいる 町 の 中 で 転校 を するとき
1. 今 通 って いる 小学校 に 転校 を する ことを 伝 える
引っ越し が 決 まったら、 子 どもが 通 って いる 小学校 に 伝 えます。 小学校 からは 「 在学証明書 」 「 教科書用図書給与証明書 ( 教科書給与証明書 )」などの 書類 が 発行 されます。 これは、 転校 を する 学校 で 必要 な ものです。 無 くさないように してください。
2. 転校 を する 学校 へ 連絡 を する
公立 の 小学校 は、 住 む 場所 に よって 学校 が 決 められて います。 引っ越し 先 の 住所 から、 転校 を する 学校 を 確認 しましょう。 学校 が わからない ときは、 引っ越し 先 の 役所 に 確認 を してください。
参考 : 「 行 きたい 学校 が 選 べる「 学校 選択制 」
3. 引っ越し 先 の 役所 で 転居届 を 提出 する
役所 で 「 転居届 ( 転居届 は 役所 に あります)」と 「 在学証明書 」を 提出 します。 役所 からは 「 転入学通知書 」を 受け取り ます。 これは、 転校 を する 学校 で 必要 な ものです。 無 くさない ように してください。
4. 転校 を する 学校 で 手続 きを する
転校 を する 学校 に 「 在学証明書 」 「 教科書用図書給与証明書 」 「 転入学通知書 」を 持 って いきます。 必要 な 手続 きを します。 これで 転校 の 手続 きは 終 わりです。
◯ 今 住 んで いる 町 と 別 の 町 に 転校 を する とき
1. 今 通 って いる 小学校 に 転校 を する ことを 伝 える
引っ越し が 決 まったら、 子 どもが 通 って いる 小学校 に 伝 えます。 小学校 からは 「 在学証明書 」 「 教科書用図書給与証明書 ( 教科書給与証明書 )」 などの 書類 が 発 行 されます。 これは、 転校 を する 学校 で 必要 な ものです。 無 くさないように してください。
2. 引っ越し 先 に ある 教育委員会 に 連絡 を する
引っ越し 先 の 教育委員会 に 連絡 をして、 転校 を する 学校 を 確認 します。 教育委員会 の 連絡 先 は、 引っ越し 先 の 役所 に 聞 いて ください。
3. 転校 を する 学校 へ 連絡 する
教育委委員会 で 確認 を した 学校 に 転校 の 連絡 を します。
4. 引っ越し 先 の 役所 で 転居届 を 提出 する
役所 で 「 転居届 ( 転居届 は 役所 にあります)」と 「 在学証明書 」を 提出 します。 役所 からは 「 転入学通知書 」を 受け取り ます。 これは、 転校 を する 学校 で 必要 な ものです。 無 くさない ように してください。
5. 転校 を する 学校 で 手続 きを する
転校 を する 学校 に 「 在学証明書 」 「 教科書用図書給与証明書 」 「 転入学通知書 」を 持 って いきます。 必要 な 手続 きを します。 これで 転校 の 手続 きは 終 わりです。
転校 を する 子 どもの 準備
転校 を する 学校 で 持 ち 物 を 確認 し、 足 りない ものが あれは 早 めに 準備 を しましょう。 体操服 や 上履 きは 無理 に 新 しい 学校 で 使 う ものを 購入 しなくても いいと 言 われる ことも あります。 わからない ことが あれば 転校 を する 学校 に 聞 いて みましょう。 また、 今 通 っている 学校 の 先生 や 子 どもの 友達 への 挨拶 は、 最後 に 登校 する 日 にします。
子 どもの 転校 には 手続 きが たくさん あります。 わからない ことが あれば 学校 や 役所 に 確認 を しましょう。 無理 の ない スケジュール で 準備 を 進 めましょう。
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不登校 とは、 子 どもが 学校 に 行 かなく なる ことです。 病気 や お 金 の 問題 などの 理由 以外 で、 1 年 の 間 に 30 日 以上 学校 を 休 んだ 場合 を 不登校 と いいます。 2023 年 度 の 文部科学省 の 発表 では、 小学校 ・ 中学校 で 不登校 の 子 どもの 人数 は 299,084 人 で、 前 の 年 から 22.1 % 増 えて います。 この 人数 は 今 までで 一番 多 い 人数 です。 子 どもが 不登校 に なったら、 家 庭 では どうしたら 良 いのでしょうか。
どうして 子 どもが 不登校 に なるの?
子 どもが 学校 に 行 かなく なる 理由 には いくつかの 原因 が あります。 ひとつは、 学校 生活に 問題 が ある ときです。 学校 で 友達 や 先生 との うまく 行 かない。 勉強 が わからない。 クラブ活動 や 部活動 が うまく 行 かない などです。 場合 に よっては、 いじめが 原因 と なって いる ことも あります。
もうひとつには、 家 庭 に 問題 が ある ときです。 家庭環境 に 大 きな 変化 が あった。 親子関係 が うまく 行 かない。 家族 の 仲 が 良 く ない などです。
その 他 に、 決 まった 原因 は ない けれど、 学校 に 行 く 気持 ちに なれない。 発達障害 や 神経症 が 原因 と なっている。 起立性調整障害 という 思春期 前後 の 子 どもに 多 く みられる 病気 で、 朝 起 きる ことが できない、 など さまざまな 原因 が あります。 こうした 原因 が いくつか 重 なって いる ことも あります。
子 どもが 不登校 に なった ときに できる こと
子 どもが 不登校 に なったら、 まずは 子 どもの 気持 ちを 聞 いて みましょう。 怒 ったり、 叱 ったりぜずに、 子 どもの 話 を 聞 きましょう。 不登校 に なって いる 子 ども たちは 何 らかの 理由 で 自己肯定感 が 下 がっています。 自分 の 居場所 が ないと 感 じて います。 子 どもが 「 学校 に 行 かなくても 怒 られない」と 感 じ られる ように しましょう。 子 どもが、 「 家 に 居場所 が ある」と 思 える 環境 を つくりましょう。 お 父 さん お 母 さんは、 学校 や 専門家 、 支援機関 などにも 相談 を してみましょう。
子 どもの 不登校 を 相談 できる 場所子 どもの 不登校 の ことは、 子 どもが 通 って いる 学校 の 先生 や スクールカウンセラー に 相談 を する ことが できます。 そこで 解決 が できない ときは、 住 んで いる 町 の 子 どもや 教育 に 関 する 窓口 に 相談 を してみましょう。 それぞれの 町 に ある 教育 相談 センター や 子 ども 家庭センター 、 児童相談所 、 保健所 などに 相談 を する ことが できます。 こうした 場所 では、 町 の 取り組み や 支援内容 、 支援 を 行 って いる 団体 などを 教 えて もらう ことができます。
学校 に 行 って いない 子 どもや、 家族 からの 相談 を 受け付け て います。 必要 に 応 じて 関係機関 と 連携 した 支援 を 行 っています。
発達障害 に 関 する 相談 を 受け付け 、 必要 に 応 じて 関係機関 と 連携 した 支援 を 行 って います。
不登校 の 問題 は 家 庭 だけで 抱 え 込 まない ことが 大 切です。 さまざまな 支援 先 に 相談 を して みましょう。 子 どもの 不登校 は、 お 父 さん、 お 母 さんの 心 に とっても 大 きな 負担 と なります。 しかし、 子 どもは 必 ず 成長 します。 お 父 さん、 お 母 さんは、 子 どもを 信 じて 焦 らずに 見守 って 行 きましょう。
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発達障害 とは、 脳 の 発達 に 関 する 障害 の ことです。 障害 とは、 何 かの 原因 で もともと 持 って いる 機能 が うまく 使 えて いない 状態 の ことです。 発達 障害 を 持 って いる 人 は、 コミュニケーション や 人 との 関 わりが 苦手 な ことが 多 く、 生 きづらさを 抱 えて いる 人 も 多 く います。
発達障害 には いくつかの 種類 が あります。 それぞれの 特性 に よって 得意 な ことと、 苦手 な ことが あります。 また、 療育 を 受 ける ことで 子 どもの 発達 を 手助 けし、 子 どもの 自立 を 進 める ことが できます。
発達障害 の 特性
発達障害 には、 自閉症スペクトラム ( ASD )、 学習 障害 ( LD )、 注意欠如 ・ 多動性障害 ( ADHD )、 チック や 吃音 が 挙 げられます。
自閉症スペクトラム ( ASD )
◯ 自閉症スペクトラム ( ASD )の 人 に よく ある こと
・ コミュニケーション や 人 との 関 わりが 苦手
・ 決 まった ものに 興味 を もつ。 同 じ 行動 を 繰り返す など
◯ 子 どもが 困 って いる こと
・ 友達 が できづらい
・ 急 な 予定 の 変更 が 苦手
学習 障害 ( LD )
◯ 学習 障害 ( LD )の 人 に よく ある こと
・ 読 む ことが 苦手
・ 書 く ことが 苦手
・ 計算 する ことが 苦手
◯ 子 どもが 困 って いる こと
・ 学校 の 授業 に ついて いけない
・ 自己肯定感 が 下 がる
注意欠如 ・ 多動性障害 ( ADHD )
◯ 注意欠如 ・ 多動性障害 ( ADHD )の 人 に よく ある こと
・ 注意力 が ない
・ 落ち着き が ない
・ 思 い つくと、 行動 を して しまう
◯ 子 どもが 困 って いる こと
・ 授業中 に 座 って いられない
・ 不注意 な ミス を 起 こし やすい
チック
・ 突然 、 大 きな 声 を 出 す
・瞬きや 首振り などの 動作を 繰り返す
◯ 子 どもが 困 って いる こと
・ 周 りから 「 落ち着き が ない」「 迷惑 を かける」と 思 われる
吃音
・ 言葉 が 途切 れたり、 繰り返 したり する
◯ 子 どもが 困 って いる こと
・ 周 りから 笑 われる
・ 話し方 を 注意 される
発達障害 を 相談 する 場所
子 どもの 様子 を 見 て 気 に なる ことが あれば、 住 んで いる 自治体 の 窓口 に 相談 を して みましょう。
・ 保健所 / 保健センター
・ 子育て支援センター
・ 児童相談所
・ 児童発達支援センター
発達障害 の 療育
発達障害 を 持 つ 子 どもは 療育 ( 発達 支援 )を 受 ける ことが できます。 療育 とは 子 どもの 発達 を 手助 けし、 子 どもが 生活 に 困 らないように する ための ものです。 療育 の 内容 は 子 どもに よって 違 います。 国 に よる 療育 支援 を 受 ける ためには、 住 んで いる 自治体 に 相談 を します。 自治体 から、 子 どもに 支援 が 必要 だと 認 められると 療育 を 受 けられます。 国 に よる 療育 を 受 ける ためには、 下 に 書 いて ある 1〜5の 手順 が 必要 です。
1. 相談
役所 や、 病院 など への 相談
2. 発達 検査
決 められた 検査 を 子 どもが 受 けます
3. 療育施設選定
療育 を 受 ける 場所 を 決 めます。 場所 は 自治体 に よって 違 います。
4. 受給者証申請 ・ 交付
利用 する 場所 に よって 交付 される 受給者証 の 種類 が 違 います。 地域 に よっては 診断書 の 準備 が 必要 と なる ことが あります。 自治体 に 確認 を して ください。
5. 施設利用開始
受給者証 に 定 められた 種類 ・ 量 の 範囲内 で 療育 を 受 ける ことが できます。
発達障害 の 原因 は はっきりと わかって いません。 しかし、 親 の 育て方 や 本人の 努力不足が 原因 では ありません。 子 どもの 特性 や 困 って いる ことに 気 が ついたら、 支援先 に 相談 し、 子 どもが 困 って いる ことを 解消 できるように しましょう。